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Applicationsアプリケーション

暗号レス認証IC

偽造品との闘いに終止符を:
暗号レス認証ICによるユニークな真贋判定

昨今、偽造品により製品の安全性や長期の信頼性が脅かされるケースがあります。弊社のセキュリティ技術により、偽造品による様々な課題のサポートが可能です。

強力なセキュリティの暗号レス認証IC

一般的な認証ICは暗号回路で構成されますが、近年のテクノロジーの向上により暗号回路への攻撃はより高度なものとなりセキュリティが担保できない事例が増えてきました。弊社の暗号レス認証ICはメモリにキーは保持しないためより強力なセキュリティレベルを提供することが可能となります。

暗号レス認証ICの特長

盗まれる鍵情報がない

従来の認証ICは 鍵情報を不揮発メモリから取得し、その鍵情報を暗号回路の鍵として認証を行ってきました。この手法ですとICチップ情報から回路情報をコピーすること(デッドコピー)でセキュリティが侵害される危険性があります。不揮発メモリの鍵情報も技術の発達で取得難度が下がりつつあります。

本認証ICは 従来法と異なる微弱なアナログ信号を使用することでセキュリティ強度を上げることができます。

アナログ信号を期待値とする方法

通常微弱なアナログ信号扱うには、複数ICチップが必要で且つ基板配線など考慮が必要ですが、弊社では認証に必要なアナログセンシング機能をすべて備え、基板配線が容易なワンチップで実現することができます。

ノイズに強い手法

微弱で特徴的なアナログ信号を扱う為には機器ノイズなどのノイズの影響が懸念されます。アナログセンシング回路の低ノイズ化は必須ですが、さらなる対策として周波数解析を使った手法で不要なノイズ成分は除去し必要な周波数成分のみを抽出することでノイズによる誤動作の影響を低減します。